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Hiromitsu TAKAHASHI - 髙橋 宏光

燭(百物語) - 2021

イメージサイズ 高さ×幅
47 × 47 cm

シートサイズ 高さ×幅
65 × 61 cm

技法
和紙, 合羽摺

抽象/具象
figurative

edition: 9
百物語とは、百本の灯台に火をともし、怪談を語るたびに一本ずつ火を消していく遊びであった。
話が進むほど灯りは減り、闇がゆっくり迫ってくる。
そして百話目が終わり、最後の一本が消えた瞬間に、本物の物の怪(もののけ)が現れると信じられていた。

その闇の中で、腰元の白梅がのっぺらぼうとなって現れ、骸骨たちが踊り回る場面は圧巻。
怖さの中に妖しさが混じり、異界の舞踏会のような怪異のパレードが広がる。

さらに、怪談の世界に歴史上の人物・宮本武蔵が突然登場するという大胆な展開も見どころ。
剣豪が物の怪退治に挑むことで、時代劇とホラーがひとつになった独特の面白さが生まれている。

闇の奥から、重ねた色衣の十二単をまとった小坂部姫が現れる場面も印象的。
美しさと不気味さを同時にまとう存在で、武蔵との緊張感ある対峙が物語を一段引き締める。

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