Clifton KARHU - クリフトン・カーフ

1927 - 2007
woodblock

バイオグラフィー
クリフトン・カーフ 
アメリカのミネソタ州に生まれる。1947年に米軍隊付画家として佐世保に駐留。ミネアポリスにて美術を学んだ後、 1955年に妻とともに宣教師として再来日。油彩を描く傍ら、木版画を研究し多色摺木版画家として人気を博す。広島、岐阜に暮らした後、1962年京都に移住し、町屋、神社仏閣、庭園などを画題に多くの木版画を制作して、沖縄から北海道に至る全国で主に百貨店を中心に個展を開催しました。日本の文化をこよなく愛したカーフさんは常に和装で過ごし、京都に溶け込んだ外国人の草分けでした。海外に出かけるときにも着物をまとい、その姿は海外のメディアにも広く採り上げられ、海外にも熱心なコレクターが今なお多くいます。趣味の尺八でも抜きん出た腕前を披露しました。晩年に向かう十年近くは金沢にも居を構え、伝統ある街並みを作品に残しました。存命中には日本版画協会の京都支部長も努めました。制作エディション数は1,500種を超える。30年以上も続いた年末のトールマン コレクションでの個展では(翌年、刷り増し依頼を受ける)恒例の新作発表展となっていた。また柱絵に似た形状の月めくり暦は今も人気を博している。

クリフトン・カーフ 略歴 PDF

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