Emi UCHIDA - 内田 江美


oil and charcoal on canvas

バイオグラフィー
物心つく頃からそばにあった制作という“日常”
実家が商売をしていたため、紙とペンを渡され「これで絵を描いてごらん」と言われたのが始め。年少で幼稚園のポスターのデザインを任される。
女子美を経て、アパレルのテキスタイルデザイナーに
先生や周りの大人から「画家では食べれるわけではないんだから、ちゃんと就職できるようにデザインの勉強をするように」と言われ、
そのように進んだ。しかしアーティストとして試してみたいという気持ちが強く、4年半勤めて、その会社を退職する。
画商であり、アートコレクターであるノーマン・トールマンと出会う
まだ内田江美が無名だった頃にトールマンが彼女の作品を個人コレクションに加える。そしてその作品を自宅の寝室にかけ就寝前に見る。
そして起床した時に最初に見る作品としてかけられていた。そこから2年ほどした2014年にザ・トールマン コレクションで扱うように
なる。現代日本版画専門の画廊で初めて版画家ではない作家の取り扱いであった。
村上隆、草間彌生の次はわたしだった
2016年 台湾のランドマークタワーである台北101のギャラリー101で個展を開催。日本人で個展を開催したのは当時 村上隆、草間彌生
の2人だけであった。注目度はとても高く、作品は完売した。
「この絵は内田 江美」と一目でわかる線の弾き方を追求していきたい
当時住んでいた犬島でスケッチをしていた時のこと。通りすがりの方に「あなたの線は個性的で面白いね」と言われたことがきっかけで、
線を画面に入れるスタイルに行き着く。「これってあの作家に似ているな」とか、どこかに誰かの影があってはオリジナルではない。
作品制作において一つ重要な事は「オリジナルである」ということ。だから作品を見るだけで「あ、この人の作品だ」と一目でわかる
くらいのオリジナリティを追求している。線をしつこく、しつこく引いて、もっともっと強烈で心に突き刺さるようなオリジナリティのある
作品を追い求めている。

Emi UCHIDA - oil and charcoal on canvas


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