このたびザ・トールマン コレクション港区（芝大門）は、「クリフトン・カーフ ／木版画展」と題し、京都に住み日本を愛した木版画家、クリフトン・カーフの軌跡を紹介する展覧会を大本山 増上寺にて開催いたします。クリフトン・カーフ（1927-2007）はアメリカのミネソタ州ダルースに生まれ、1955年に日本に移住して以来52年間日本に住み、京都の町屋や日本の街並みを題材とした作品を制作し続けた木版画家です。版画を始め、墨絵や陶器の絵付けを制作し、常に「着物姿」というスタイルは、現代の日本人にはない「日本人」の姿でした。今回の展示ではクリフトン・カーフが生涯制作した作品約1500種類の中から特に人気のFujiシリーズを始め、ザ・トールマン コレクションのために刊行された版画などの作品を約40点余展示販売いたします。

今年はカーフ没後15年目となります。今回企画した展覧会では、増上寺（港区芝公園）の協力を得て、40年に渡って、作家と直接交流し活動してきたザ・トールマン コレクション監修のもと1960年代から晩年までのクリフトン・カーフの木版、墨絵などなの作品に加え、息子であり弟子であったジョエル・カーフの作品と共にこれまでの作家の功績をご紹介して参ります。

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• 展覧会概要

木版画家クリフトン・カーフ生誕95周年記念

○主    催     ザ・トールマン コレクション

              東京都港区芝大門2-2-18

○会　期       2022年10月1日（土）～　11月14日（月）

○会場                  大本山　増上寺　

東京都港区芝公園４丁目７−３５　B1F展示室ラウンジ

○観覧料               無料

○企画・監修       ザ・トールマン コレクション

○開館時間           午前10時から午後4時まで

○休館日               10月31日、11月1日、毎週火曜日

○展示内容           木版画を中心として約40点（1960年作から晩年作まで）